6月11日に開催される研究会「欧州FTT(金融取引税)の現状と課題」の当日講演する資料が届きましたので、事前にお知らせます。《もくじ》は以下の通りです。
《もくじ》
・はじめに:グローバル連帯税と金融取引税
・問題設定:EU金融取引税の政治過程
.1.G20サミットにおける争点化:2009~10年
.2.EUにおける議題設定:2010~11年
。3.「有志連合」諸国による決定:2012~13年
.4.実施法策定の難航:2013年~
・小括:EU金融取引税の意義と課題
・最近の動向
・今後の展望
さて、停滞を余儀なくされている欧州FTTですが、現在の英国総選挙でトピックとなり、またこれまでこの税制を政治的に引っ張てきたオーストリア財務相のシェリング氏は、英国のEU離脱後の新たなEU予算としてのFTTを提案しています。
《Reuter》Financial transaction tax could go into European budget: Schelling
【研究会「欧州FTT(金融取引税)の現状と課題」】
◎日時:6月11日(日)午後2時30分~午後4時
◎場所:文京区「アカデミー茗台7F・洋室」
地図:http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1995
◎講師:津田久美子(北海道大学法学研究科博士課程 日本学術振興会特別研究DC1)
◎資料代:500円(会員、学生は無料)
◎申込み:「6.11研究会参加希望」とお書きのうえ、Eメールで申込みください。 Eメール:info@isl-forum.jp
◇欧州の図はロイター通信に掲載されたもの