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6.6国際連帯税議連総会報告:モメンタムが大事、今がその時!
2018.06.07
6.6国際連帯税議連総会報告:モメンタムが大事、今がその時!

 議連総会;石橋ブログ 

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昨日(6月6日)の昼時間、「国際連帯税創設を求める議員連盟」の今年度第1回総会が開催されました。今回は先のG20外相会合で国際連帯税を提起した河野太郎外務大臣、また毎年度の税制改正の権限を持つ宮沢洋一自民党税制調査会会長も出席するということで大いに注目された総会となりました。以下、メッセージや発言の要旨を送ります。

 

●河野外務大臣のメッセージ「 SDGs推進の機運と行動を盛り上げつつ」

(急きょ日米外相会合が入り、堀井巌外務大臣政務官が河野大臣のメッセージを代読することになった)

 

現在、持続可能な開発目標(SDGs)の実現向け、各国が取組みを強化している中、日本政府も総理が本部長、官房長官と私が副本部長を務めるSDGs推進本部が司令塔となり、推進している。一方で、国際社会はSDGs実現に必要な資金の不足に直面しており、先進国の援助疲れも指摘されているが、世界の開発需要に対応するためには、伝統的なODAだけでは資金量は十分ではない。従って、新たな資金調達方法として国際連帯税は有効な手段となるものであり、国際社会が知恵を寄せ合って取り組まなければならないと考え、去る5月21日のG20ブエノスアイレス外相会合では、こうした考えに基づき各国の外相に提起をした。

 

外務省としてもまずは本年8月の平成31年度税制改正要望に向け、課税方式、使途などについて幅広く検討を進める。来年のG20、TICAD VII、国連ハイレベル政治フォーラムなどの国際会議の機会をとらえて、SDGs推進の機運と行動を盛り上げながら、国際連帯税導入に向けた、一層の環境整備を図っていきたい。

 

●宮沢自民党税調会長の話「厳しいが国際的な機運を高めて」

 

…新しい政策ニーズといったものが出てきている。またそれに合わせてその関係者達が汗をかいて増税のスキームといったものを作っていく。国際連帯税について言えば、私自身も、SDGsというのは大変大事な政策目的だが、しかし予算が足りないということも事実なのだと思う。では、どういう財源があるかだ。これまで議論されてきた国際的な航空運賃に上乗せするという公式があったが、国際観光旅客税が創設されており合意を得るのは時間がかかりそうだ。

 

もう一つがいわゆる国際金融の取引に薄く負荷をかける税制、いわゆるトービン・タックスが昔から言われている。個人的にはトービン・タックスというのは必要だろうと思う。今の国際金融を見ていると過剰にお金が動き過ぎそれが金融不安を高めているという状況があるので、お金の流れに負荷をかけるのは必要だろう。ただ、問題はこれが一国だけではできないということだ。

 

ともあれ、河野大臣も(国際連帯税に)大変熱心だし、ここには国際的な場で活躍される先生方もたくさんいらっしゃるわけだから、国際的な機運を高めて行くということをぜひやっていただきたいというのが、税制をあずかるものとしての願いだ。

 

●モメンタムを!7.26「国際連帯税に関するシンポジウム」開催へ

 

この後、石橋通宏事務局長(参議院議員)から、2018年度役員体制と活動方針が提起されました(議連会員は68人となる)。

 

方針として石橋事務局長は、「外務大臣のイニシアチブも重要だが、国際連帯税が税の負担者と受益者が異なる税制度となることから世論の一層の盛り上がりが必要だ。7月26日に『国際連帯税に関するシンポジウム』を開催し、国際機関やNGO・市民社会、企業、有識者、在京欧州大使といった各界の代表者にお集まりいただき、最後に『国際連帯税を実現するための決議文(宣言文)』を採択し、それを河野外務大臣にその場で手渡し、来年度の税制改正要望につなげていく」、と提起し承認されました。

 

続いて、意見交換の場で、猪口邦子参議院議員から次のような発言がありました。「やはり新たな財源を実現するにはモメンタムというのがすごく影響するが、今こそ本当に重要なタイミングなのだ。というのは、来年G20ほか国際会議が目白押しだから、このモメンタムを大事にして国際連帯税を考えていくことが必要だ」。

 

最後に、来年6月大阪でのサミットを見据えつつ、議長国として日本がSDGsの実現に向けてリーダーシップを発揮する絶好の機会となることを踏まえ、外務大臣と議連との意見交換の機会を別途持っていくこと、このことを全体で確認し、総会は終了しました。

 

★ワイドな写真は、石橋事務所からお借りしました。

 

……インフォメーション……
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 ・会場:東京医科歯科大学 歯科棟南【歯科外来事務棟】4F 演習室
 (キャンパスマップの6番の建物、JR・地下鉄「御茶ノ水駅」下車)

 ・講師:金子 文夫(横浜市立大学名誉教授)
 ・資料代:800円(会員、学生は無料)
 ・申込み:「g-tax講演会参加希望」とお書きのうえ、Eメールで申込みください。  

    Eメール:gtaxftt@gmail.com