3月5日付外務省報道によれば、「2月28日、日本は、ニューヨークの国連本部において、国連開発計画(UNDP),国連人間の安全保障ユニットや関係国との共催により、『人間の安全保障25周年シンポジウム』を開催しました」とのこと。
…中略…
閉会挨拶では,星野俊也国連大使が「日本はG20議長国として人間の安全保障に直結する教育・保健分野における取組を強化するとともに、『開発のための革新的資金調達リーディング・グループ』議長国として、人間の安全保障の実現とSDGsの達成に向けて必要な資金ギャップを埋めるために、国際連帯税を含む革新的資金調達の議論もリードしていく」、と発信されました。
<概要>人間の安全保障25周年シンポジウム
(1)日時:2月28日(木曜日)13時15分~14時45分
(2)場所:ニューヨーク・国連本部
(3)テーマ:「人間の安全保障25周年:SDGsの達成への貢献を基に」
(4)共催者:ノルウェー,南アフリカ,タイ,国連人間の安全保障ユニット,国連開発計画(UNDP)
(5)プログラム概要
冒頭ビデオメッセージ:アミーナ・モハメッド国連副事務総長,河野太郎外務大臣
基調講演:アヒム・シュタイナーUNDP総裁,佐藤行雄元国連大使
パネルディスカッション・質疑応答
※詳細は、こちらから。
・共同通信も報道:「人間の安全保障」国連でシンポ
…前略…
人間の安全保障は、グローバル化により飢餓や気候変動、難民問題など紛争以外に多様な脅威が生じたのを受け、国家の安全保障だけでなく、人間一人一人が安心して生きられることを重視する考え方。25年前に国連開発計画が本格的に取り上げ、日本は関連基金を設置するなど普及を主導してきた。
★写真は、共同通信より。キャプション:国連本部で「人間の安全保障」に関するシンポジウムに参加した国連開発計画のシュタイナー総裁(左端)、佐藤行雄元国連大使(右端)ら=2月28日、米ニューヨーク(共同)