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【外務省】多剤耐性結核の解決やUHC達成に向けてUnitaidを資金援助
2019.04.05
【外務省】多剤耐性結核の解決やUHC達成に向けてUnitaidを資金援助

Unitaid(ユニットエイド:国際医薬品購入ファシリティ)への拠出資金を航空券連帯税で充当することができずまことに残念ですが、「多剤耐性結核といった国際的な課題解決やユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成に向けて」日本政府が国の予算でUnitaidを支援することはたいへん意義あることと言えましょう。途上国での深刻化する結核問題は、下記をご覧ください。

 

【外務省】マルモラUnitaid (ユニットエイド)事務局長による山田外務大臣政務官表敬

 4月2日,山田賢司外務大臣政務官は,レリオ・マルモラUnitaid (ユニットエイド)事務局長(Mr. Lelio Marmora, Executive Director, Unitaid)による表敬を受けたところ, 概要以下のとおりです。

 

 1、山田政務官から,日本企業が誇る治療薬の技術を活用して多剤耐性結核に対する新たな結核治療法を確立するための事業として,平成30年度補正予算により,Unitaidに対する拠出を決定した旨伝達しました。

 

 2、マルモラ事務局長は,拠出への謝意を述べるとともに,Unitaidがイノベーションの推進を通じて疾病の治療を大きく改善していること, また, 民間を含めた日本との関係構築を目指している旨述べました。

 

 3、山田政務官とマルモラ事務局長は,多剤耐性結核といった国際的な課題解決やユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成に向けて,双方の協力の下,貢献していくことを確認しました。

 

【参考】Unitaidとは
 2006年,フランス政府の提案により,開発のための革新的資金調達を目指し,主に途上国における医薬品のアクセスの向上を目的として設立された国際機関。歳入の半分以上は,各国の航空連帯税等から拠出されている。

 

※深刻化する途上国での結核問題(日本リザルツのHPより)

 結核(TB)は世界三大感染症の一つで、貧困の病気として現在でも毎年190万人が命を落としています。HIV/AIDSとの二重感染も深刻で、HIV感染者の死因第一位が結核です。多剤耐性結核患者、超多剤耐性結核患者の発生も後を絶ちません。アジアでは特に深刻な問題であり、日本もいまだ結核中蔓延国。結核は過去の病気ではありません。…以下、省略。

 

 

【インフォメーション】
●C20サミット:シンポジウム「SDGs資金と使途:国際連帯税とUNITAID」
 SDGs funding and use of it: International Solidarity Levy and UNITAID
 ・日 時:4月22日(月)13:30~15:00
 ・会 場:虎ノ門ヒルズフォーラム 虎ノ門ヒルズ森タワー5階 Room B
      アクセス:http://forum.academyhills.com/toranomon/access/
 ・報 告:上村雄彦・横浜市立大学教授ほか 

     詳細は、http://isl-forum.jp/archives/2754

 ※申し込みはこちらから(日本語登録サイト)⇒締め切りが4月7日(日)ですので急いでください

  ⇒国際連帯税関連のシンポジウムに参加するには「 C20サミット2日目(4月22日・月曜日)に参加しますか」のところをチェック