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『世界』10月号に上村雄彦横浜市大教授の論文が掲載されました
2021.09.08
『世界』10月号に上村雄彦横浜市大教授の論文が掲載されました

雑誌・世界

 

雑誌『世界』10月号が本日発売となりましたが、その「脱成長――コロナ時代の変革構想」という特集で、上村雄彦・横浜市大教授の論文が掲載されていますので紹介します。この論文を読んで議論などができるとよいですね。

 

【世界 2021年10月号】

 

●特集1:脱成長――コロナ時代の変革構想
 いま、私たちは “右肩上がり” の状況を生きている――グローバル経済の指標と地球の平均気温、あるいは二酸化炭素の累積排出量と異常気象の発生確率。
 新型コロナウイルスによるパンデミックは、この急激な右上方への上昇曲線を、多少、緩和した。だが、そこには多くの人命の犠牲と生活上の困難、生きがいや働きがいの喪失がともなっている。
(中略)
 ”右肩上がり” は、歴史的役割を終えた。
 地球と我々の生活を壊さないオルタナティブが必要だ。
 新たな時代への政治的想像力を磨くために、特集する。

 

【目次】
〈変革に向けて〉
気候崩壊と脱成長コミュニズム――ポスト資本主義への政治的想像力
斎藤幸平(大阪市立大学)

 

〈アメリカの新しい潮流〉
アメリカ あらたな労働運動の波――パンデミックという危機をチャンスに変える
佐久間裕美子(文筆家)

 

〈日本への提起〉
社会的連帯経済 それは世界を変えつつある
廣田裕之(スペイン社会的通貨研究所)

 

〈地方から変革は起きる〉
ニュー・ローカルの設計思想と変化の胎動
山本達也(清泉女子大学)

 

〈地球規模の転換〉
グローバル・タックス、GBI、世界政府
上村雄彦(横浜市立大学)

 

●特集2:東京オリンピック 失敗の本質 <省略>

 

なお、特集とは別の「注目記事」でフォーラムのセミナーで講師を務めていただいた稲場雅紀さんも執筆していますので紹介します(勝俣先生も)。

 

《パンデミックとアフリカ》
 ○ポスト・コロナを切り拓くアフリカの肖像
 稲場雅紀(アフリカ日本協議会)
 ○新しい南北問題の中のアフリカ――パンデミック、武力紛争、気候変動
 勝俣 誠(明治学院大学名誉教授)