2014.05.19
日仏首脳会議・晩さん会で国際連帯税が議論される(5月5日)
報告が遅れましたが、去る5月5日(現地時間)日仏首脳会議が行われ、同会議とその後の晩さん会で国際連帯税が議論となりました(金融取引税まで議論されるとなおよかったのですが)。
晩さん会の様子は動画としてエリゼ宮(大統領官邸)のサイトに載りましたので、ご覧ください。
◆オランド大統領スピーチ【7分45秒ぐらから 以下日本語に】
「開発や多くの保健衛生の脅威の予防に解決をもたらす資金調達にフランスが心血を注いでいることはご承知と思います。またジャック・シラク元大統領によって導入され、今日多大な資金をもたらしている航空券税について総理に関心をもっていただいていることに感謝いたします。もっと多くの国に参画していただければさらに多くをもたらすものです。」
◆首脳会議での国際連帯税関係の議論(共同プレスリリースより)
・両国は,開発のための革新的資金調達が開発において果たす役割の重要性について一致し,今後もリーディング・グループでの議論等を通じた協力を強化していくことで一致した。フランス共和国は,日本国が革新的資金調達としてポリオ撲滅に関する借款転換を導入したこと及び日本国における国際連帯税に関する検討を歓迎した。
・両国は,食料安全保障,エネルギー,気候変動,UHC,革新的資金調達を含む地球規模課題の解決のために開発協力を継続する。こうした開発課題に関する日仏協力について議論するため,近い将来に日仏開発協力対話を開催することを確認した。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000037579.pdf
◎もうひとつの写真は、2006年2月エリゼ宮で開催された国際連帯税旗揚げ総会でのシラク大統領(当時)のオープニング演説