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コロナ禍、新興・途上国へのグローバルな支援>金融取引税等による資金援助で
2020.05.11
コロナ禍、新興・途上国へのグローバルな支援>金融取引税等による資金援助で

このところ東京も新興コロナの感染者が減少しており、この傾向が続いてくれればと思いますが、世界では感染者が400万人を超えるなど、その勢いは止まりません。なかでも、新興国と言われている国々で急増し、さらに途上国でもじわじわと増加してきています。

 

こうした現状を日経新聞が報じていますので、簡略にまとめて紹介します。

 

この報道の結論は、「新興・途上国への医療や経済の両面でのグローバルな支援体制の構築が求められています」というものです。国連やWHO、世界銀行などから相次いで支援呼びかけがなされています。

 

資金支援については、各国政府はODAで、民間は寄付ということで拠出していますが、再三述べていますように、第二の公的資金としての性格を持つ国際連帯税も必要です。とくにコロナ危機による世界的な大不況の中にあって、株や為替など金融取引がどこ吹く風とばかりに、バブル気味な動きを呈しています。感染症流行というグローバル化の負の影響に対処するため、金融取引への課税こそが求められるのではないでしょうか。

 

 新興国

 

【日経新聞】新興国感染、先進国抜く 1日5万人超え 新たなリスク

 

◎米欧が経済再開へ動き始めているが、新興・途上国で新型コロナの感染が急増

・新規感染者数は5月上旬に先進国を逆転

・ロシア:感染者数が連日1万人超え、ブラジル:1日の死者数が米国に次いで世界2位に

・脆弱な医療体制だが、経済再開を急ぎ、感染爆発の懸念が高まる

⇒財政基盤が不安定な新興・途上国の感染拡大は、世界経済へのリスクに

 

◎アフリカも急増を懸念(累積感染者数4万人超、死者数約1300人だが)

 ・WHO:対策をとらなければ、1年間で最大4400万人感染、19万人死亡の恐れ

・同:とくに南アフリカやカメルーンの感染拡大に警鐘

 

◎新興・途上国の公的な医療体制の脆弱という問題(WHOによると)

 ・公的医療関連支出は国内総生産(GDP)比3%、先進国は8%

 ・感染が拡大しているロシアやブラジル、イラン、インド、メキシコ、世界平均(6%)を下回る

 

◎新興・途上国から海外(投資)マネーの流出増大

 ・自国通貨の相場が下落し、対外債務の実質負担を高めるという悪循環に

 ・国際通貨基金(IMF)には100カ国以上が緊急融資要望

 

◎新興・途上国への医療・経済の両面でのグローバルな支援体制の構築が必要

 ・新型コロナの感染爆発を止められなければ世界的戦いに終止符は打てず

 ・対外債務の不履行などが広がれば、世界経済にも大混乱が広がる懸念

 

※グラフは日経新聞より