2014.05.26
【日経電子版】米国で一大旋風を巻き起こしているフランス人経済学者
【解説】ピケティ教授の提案するグローバル累進課税(グローバル富裕税)ですが、実現可能性は低いと見ますね。
「いつの日か世界各国が協力してグローバルタックスを導入するとしても、当面は間接税という形を取らざるを得ないだろう」(諸富徹著『私たちはなぜ税金を納めるのか』新潮選書)
その間接税ですが、やはり金融取引税がもっともグローバル富裕税の代替政策になるでしょうか。
【日経電子版】ピケティ氏の陰鬱な「資本論」 ウォール街に警戒
2014/5/25 6:00
「エコノミスト界のスター」「新たな経済学の伝道者」「現代のマルクス」 「いま最も熱い思想家」。呼び名は、さまざまだ。富の集中は資本主義の必然― ―。そう訴える大著が、米国で一大旋風を巻き起こしているフランス人経済学者 がいる。米経営者の巨額報酬もやり玉にあげているだけに、ウォール街は神経を とがらせている。
…
そんな“時の人”が講演のため先月ニューヨークにやってきた。場所はウォー ル街にも近いニューヨーク市立大の施設。報道関係者も含め400人近い聴衆が集 まった講堂は、熱気に包まれていた。
壇上には、クルーグマン・プリンストン大教授とスティグリッツ・コロンビア 大教授の2人のノーベル経済学者も並ぶ。だが聴衆の耳目が注がれたのは傍らに 座る若干43歳、端正な顔立ちのピケティ氏だ。 …■■
http://www.nikkei.com/markets/column/
この講演・パネル討論のもようが下記ユーチューブにアップされています。