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【ご案内】forumゼミ:デリバティブ取引のabcを学ぼう(第2回)
2014.06.09
【ご案内】forumゼミ:デリバティブ取引のabcを学ぼう(第2回)

年初来世界の93ある主要株式市場で最低のパフォーマンスを示していた日経平均株価が(この下はベネズエラとジャマイカ市場)(*)、このところ上昇機運となっています。この要因の一つに、これまでもっぱら売りに回っていた海外のヘッジファンドが「…平均株価が上がると利益が出る『コールオプション』(買う権利)という金融派生(デリバティブ)商品を買う動きが、2日から目立ち始めた」(6月4日付)日経新聞ことにあるようです。

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(*)三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸レポート6月2日号 http://www.sc.mufg.jp/report/fj_report/pdf/fj20140602.pdf

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なぜコールオプション取引が盛んになると、現物の株式に波及してくるのか? 詳しくは記事をお読みください。 http://www.nikkei.com/markets/column/scramble.aspx?g=DGXNASGD0303D_03062014EN1000

いずれにせよ、ひとつの(現物)株取引に、デリバティブのオプション取引、先物取引などが絡み合っています。

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さらに、新聞記事には日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)が上昇していると書かれていますが、これはオプション取引に関連する指数であり、取引材料ともなっています(つまり日経平均VI市場というものがある)。  いわばデリバティブ商品のさらなるデリバティブと呼べるもので、前回のデリバティブ・ゼミで木村講師の言われた「デリバティブ取引は生態系を形成し、自己増殖していった」という実態の一端を垣間見ることができます。

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さて、ゼミの第2回目は、スワップ取引の勉強がメインになります。資料のPDFを事前に目を通しておいてください。

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★第2回ゼミの資料を読む⇒ PDF

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日本での店頭(OTC)取引のうち、スワップ関係は83.6%を占めており、デリバティブ取引の中で群を抜いています(2013年12月末、想定元本)。オプション関係の取引は10.6%で、OTC取引の取引残高は50.7兆ドル(約5,000兆円)。

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専門家に遠慮せず初歩から質問できる機会はそうそうありません。お話を聞いてどんどん質問をしましょう。  初めての人もどうぞ参加ください。

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forumゼミ:デリバティブ取引のabcを学ぼう(第2回)

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.・日時:6月13日(金)午後6時30分~8時30分

 .・会場:自治労会館2F「会議室A」

交通アクセス ⇒http://www.jichirokaikan.jp/access.html ,,,

.・講師:木村瑞穂(未来バンク事業組合事務局長)

.・資料代:500円

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.◎申込み:以下のアドレスから「forumゼミに参加希望」とお書きの上お申込み下さい。 info@isl-forum.jp