2015.04.15
資料「ピケティ『21世紀の資本』と資本主義の未来」
4月12日国際連帯税フォーラムの第5回総会後、本田浩邦・獨協大学教授による「ピケティ『21世紀の資本』と資本主義の未来」と題しての講演会が行われました。会には会場が満杯となる50人ほどの参加があり、時間も30分以上オバーするなど最後まで熱心に議論されました。
当日本田教授が使用したレジメとパワーポイント資料、ならびに先生が書かれた「ピケティ旋風を読み解く」(週刊『金曜日』)、「アメリカ経済の長期的変化-T・ピケティ、R・ゴードン、W・ボーモルの研究と考察」(月刊『経済』)を資料として送ります。
●レジメの内容は次の通りで、パワーポイント資料と併せてお読みください。
Ⅰ ピケティ『21世紀の資本』のポイント
(1)経済格差はなぜ拡大したか?
(2)資本主義の未来
(3)何が必要か?
Ⅱ 『21世紀の資本』をめぐる論争
(1)主流派経済学からのピケティ批判
(2)マルクス主義陣営からの批判
(3)批判に対する反論
(4)ピケティ自身による反論(Burcharth, 2014: Piketty, 2015)